特許第6247675号
特許第6298088号
子どもたちが1日の中で最も長く椅子に座っている場所が学校。
そんな学校内での姿勢環境を見直すことは、
子どもたちの成長そのものを考えることに繋がります。
例えば授業中、先生の話を正面を向いて聞くか、
下を向いて聞き流しているかで、
得られる情報はずいぶん変わってきます。
それは姿勢によって授業への取り組み方が
変わることを意味しています。
どんなものに出会って、どのように関わって、
何を吸収するかによって子どもの発達は大きく違ってきます。
その関わりの基盤となるのが姿勢。
ピントスクールは子どもたちの学校生活の基盤となる座位環境を整え、
学習姿勢を育てるクッションです。
「座る環境が変われば姿勢だけでなく授業中子どもたちの落ち着き、集中、意欲、そして学力に必ずいい影響を与える。そして子どもの良い姿勢の習慣を身に付けることは、大人になってからの肩こり、腰痛、そして高齢者の介護予防にまでつながるのではないか。」これは、子どもたちの生活環境を見続けてきた作業療法士としての私の確信でした。子どもたちが学校で使っている硬い椅子に何時間も座り続けることが、とても苦痛なことであることは容易にイメージすることができます。心身ともに大きく成長する重要な時期に、子どもたちが苦痛に耐える習慣と悪い姿勢を身につけてしまわないために、子どもたちが最も長く座っている学校で使うことのできるピントを作りたいと思いました。
関東の福祉機器展で学校用の姿勢保持クッションをご紹介していた時のこと、
「このクッション防災頭巾にならないですか?今防災頭巾を座布団代わりに敷いているのでこのクッションを持っていくと防災頭巾の置き場所に困るのです…」というお母様のご意見をいただきました。
「防災頭巾?」関西で生まれ育った私には耳慣れない言葉で、始業式に子どもたちが防災頭巾を持って登校する姿を想像することができなかったのですが、同時に「災害が起こる可能性は全国にあるのになぜ関東だけ?」という疑問も湧きました。「学校で違和感なくピントを使ってもらう」ために、「防災の習慣を全国の子どもたちの常識にする」ために、という2つの目的がつながって生まれたのがピントスクールです。
「起こって欲しくない災害を想定して持っていく防災頭巾を、姿勢をよくして快適に授業を受けるためのポジティブな持ち物として使って欲しい」というのも私がこの商品を作ったコンセプトの1つです。
「p!nto」シリーズに座ると、身体に沿うような感覚を感じます。それは「エスリーム」技術によってつくられた肋骨・骨盤・足の支持面が快適な位置を見つけだす情報として座る人の身体に作用するからです。人は座りながらも常に活動しています。だから、動いても常に身体の軸がぶれず、無駄のない動作ができることの方が重要だと考えられます。「p!nto」シリーズは静的な良い姿勢を継続するための矯正器具ではなく、人が安心して機能的に動き、またリセットすることができる姿勢環境なのです。
箕面市長 倉田 哲郎氏
ピントスクール開発以前に「子どもの姿勢を考えたクッション ピントキッズ」が大阪市立北津守小学校で導入され、姿勢改善の効果が見られています。ピントスクールは2016年春以来LCA国際小学校で導入し、実際に避難訓練時に防災頭巾として使用されています。6月からは箕面市萱野北小学校にて導入されています。
「字を書く」「本を読む」「板書する」などの動作で
体が歪み、丸まり、崩れて、元に戻れない!
学習場面は姿勢が崩れやすい
ピントスクールは突然の災害時に備え、
簡単に防災頭巾として活用できるように設計されています。
ピントスクールは低学年でも簡単に持ち運べることを考え設計されています。
座面部を背面部分に入れるだけで、取っ手付きで持ち運びしやすい形に変わります。
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メーカー希望小売価格:13,750円(税込)
サイズ | クッション素材 | カバー生地 |
---|---|---|
W340mm × H330mm × D340mm | ポリウレタンHRフォーム | ポリエステル100% |
※ 掲載の商品と実際の商品が多少異なる場合があります。
※ 表示の商品は予告なしにデザインの変更をする場合がありますのでご了承ください。
1日何時間まで座って良いですか?
利用時間の制限はありません。
自然に長時間座れるのでいつも通り、いつもの時間ご使用いただけます。
どのくらいの耐久性がありますか。
JIS規格の試験(圧縮特性評価及び繰返し圧縮試験)では8万回の圧縮で約4%の厚さの低下のみという非常にヘタりにくい素材でできています。公共交通機関の椅子などでも使用されている素材です。